「ラスト・ノートが香るとき(1)」しゅがーぺろぺろ

御園 馨は人を誘惑してしまう自分の香りがコンプレックス。他人と距離を取るのが常になっていた。
ある日、香水開発のタッグを組むことになった調香師・黒蜂翔生に自身の香りを嗅ぎ取られ秘密が露呈してしまう。また自分の香りで人を溺れさせてしまう――と思いきや、翔生は正気を保っていた。
翔生なら「香り」ではなく「俺自身」を好きになってくれるかもしれない…そう思い始めるが――。

フリーランスの調香師
馨の匂いが気になって仕方ない



フレグランス系企業で働く
人を誘惑してしまう香りの持ち主
レビュー
意図せず他人を誘惑してしまう匂いを放つ特異体質の馨。子供の頃から意に反して放たれてしまう匂いに誘惑された人たちからの理性のない好意などに悩んできた。
フレグランス系企業へ就職後、出会ったフリーランス調香師の黒蜂。己の匂いを知りたがる黒蜂の態度や視線に困惑しつつも、匂いを嗅いでも理性を保つ彼に惹かれる馨。
香りがテーマとなる作品で、幾度となく2人の距離感が近くなるシーンが多くてその度にドキドキしちゃうし、背景がおしゃれでなんだかスタイリッシュな雰囲気の作品です
黒蜂に関しては掘り下げられてないので、どんな人なのかもまだわからず・・・なので2巻が楽しみです